ボクシングのダウンの定義について~感覚やなぜ起こるのかも解説!

ボクシング

キッドです。

 

ボクシングの試合で見かけるダウンシーン、とても見ごたえがあって興奮しますよね!

凄い時は事故のようなとんでもないダウンシーンも見かけます。

 

グローブをつけているキックでもないパンチなのにそんなになぜ効くのでしょうか?

今回はボクシングのダウンについて詳しくみていきたいと思います。

 

 

 

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ダウンとは

出典:「https://pixabay.com/ja/」

 

ボクシングでダウンとは簡単にいうとパンチが当たって倒れる事です。

 

具体的にはパンチが当たって足の裏以外の部分がリングの床に触れた場合

ロープにもたれかかり、ロープが無ければ倒れていたと認められる場合

体の全部または半分以上がロープの外に出た場合がダウンとみなされます。

 

 

スタンディングダウン

地面に足の裏以外の部分をつけなくても、立ったまま意識を失っていると見られた場合や

あまりにも一方的に攻撃を加えられ続けて防戦一方になった場合、

レフェリーからダウンとみなされる場合があります。

 

 

ダブルノックダウン

かなり珍しいケースですが、お互いに打ったパンチを同時に受けて、

2人ともダウンしてしまうことがあります。

 

ダブルノックダウンの場合のルールは

どちらかがダウンしている限りカウントを続行します。

 

10カウントで立ち上がれなかった方は負けとして

両方とも立てなかったら引き分けとなります。

 

 

スリップ

相手とぶつかったりもつれ込んでバランスを崩して倒れるとダウンではなくスリップとなります。

 

まれにスリップなのかパンチによるダウンなのか微妙なシーンもありますが、

これはレフェリーの判断に委ねられます。

 

疑惑の判定も中にはあります。

 

 

グローブをつけているのに効くのか?

実は素手よりグローブをつけたほうがダウンしやすいと言えます。

 

グローブをつけているから衝撃が脳に伝わりやすいのです。

 

グローブの重さの分だけパンチが重くなりさらに面積大きくなるので

その分衝撃が広く伝わり脳震盪を起こしやすいです。

 

極端な例ですが、分かりやすく例えるならソフトボールとバスケットボールを投げて頭に当たったら

どっちが頭クラクラしそうかを想像してもらえればいいと思います。

 

痛いのはソフトボールでしょうが、

クラクラしそうなのはバスケットボールだと想像できるはずです。

 

素手とグローブも似たように例えられます。

 

 

ダウンの行く末

ダウンをよくするようになったという事は打たれ弱くなったという事です。

それはダメージが溜まってきたと見られて、パンチドランカー疑惑に繋がります。

 

ダウンをよくするようになったら一旦脳のダメージを抜いたり、

また精密検査は必ず受けるようにしましょう。

 

 

テンカウントを聞いたら

ダウンして10カウントを聞いてしまうと打たれ弱くなるという言い伝えがあります。

説は色々あるようですが、真実は分かっていません。

 

 

 

 

 

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ダウンが起こる現象

出典:「https://pixabay.com/ja/」

 

ダウンの状態は大きく次の3つに分類されます。

 

 

脳が揺れて平衡感覚を失い立つ状態が困難になる

パンチで脳が揺れると脳の神経が切断され、

平衡感覚が掴めなくてバランスがとれずに立ったままいられなくなります。

 

神経回路がつながっていないことで力が入らず、

思ってもいない方向に倒れてしまったりするのです。

 

 

ボディーを打たれて座り込む

ボディーを打たれてボディーブローの痛みに耐えられず

呼吸ができなくなって座ってしまう場合もあります。

 

 

連打やダメージの蓄積

連打やダメージの蓄積で戦意を失いそのまま座り込む場合や

溜まっていたダメージが限界にきてたまらず座り込む事もあります。

 

 

 

 

 

ダウンの感覚

出典:「https://pixabay.com/ja/」

 

 

ダウンした時の感覚について見ていきましょう。

プロボクサーの実体験に基づくものです。

 

 

頭にダメージを受けた場合

目の前が真っ暗になったり電気が流れてチカチカしてる感じになるようです。

 

または意識が遠のいたり、脳が揺られて平衡感覚がなくなりフラフラになるみたいです。

 

立とうとしても足に踏ん張りがきかなくて

意識はあっても体がふわーっとしてる感じになるようです。

 

中には一時的に記憶が飛んだりもあるみたいです。

 

 

ボディーに受けた場合

呼吸ができなくなったり全身の力が抜けて苦しくて動きが鈍くなります。

 

僕はスパーリングしかまだやった事ないですが、

いいパンチをもらって電気が流れてチカチカしてる感じは味わった事があります。

 

またボディーブローでは何回か思わず座りこんじゃいました。

あれだけはくやしいぜ!!

 

 

 

 

 

まとめ

ボクシングのダウンについてお伝えしました。

強烈なパンチが当たった後のダウンシーンはボクシングの一つの醍醐味だと思います。

 

ボクシングの試合で迫力があるKOシーンをたくさん観たいですね。

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