ボクシングの減量の方法!なぜボクサーはきつい過酷な減量をするのか?

ボクシング

キッドです。

 

ボクサーの儀式とも言える減量!

減量中のボクサーはこの世の何よりもストイックだと思います。

 

その減量中の気迫と言ったらもうワンピースでいう覇気のようです。

 

今回はボクサーは何故減量するのか。

またどんな減量の仕方をしているのかについて見ていきたいと思います。

 

 

 

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減量とは

出典:「https://pixabay.com/ja/」

 

ボクシングの階級は体重の公平性を考えて17階級に分かれています。

それぞれ自分の適性な階級まで体重を落として試合に臨むのです。

 

中には10キロ以上、試合の度に減量するボクサーもいます。

 

最近では前日計量になりましたので、

試合前日に計量を行いリミットが

試合の階級であるフェザー級(57.15キロ以下)のリミットをその日にクリアしていればよくて

試合当日になると計量後に飲み食いをする為、

ほとんどの全員の人がフェザー級以上の体重になっているのです。

 

ここでポイントとなるのが試合当日はできるだけ体重を戻した方が有利ですね。

 

もちろん過度な食事摂取は体調不良の原因になります。

 

なので前日計量の実際の試合は実質で言えば階級は同じでも

違う体重で戦っている場合もあるのです。

 

最近の減量とは前日の計量をクリアすればOKってわけですね!

試合当日の体重はほとんど関係ないわけです。

 

 

なぜ減量するのか

出典:「https://unsplash.com/」

 

ボクシングの減量する理由はなるべく低い階級に落として

体格差を活かして闘いたいというのが一番の理由です。

 

みんなほとんどこういう理由で減量して体重を落としてきますので、

あまり減量しないで試合に望むと自分よりデカい対戦相手が出てきて身長、リーチ、

減量後のリカバリーの体格差などで圧倒的に不利になります。

 

このような不利を極力無くして少しでも有利にする為に減量するのです。

単純に言えば減量をして下の階級で戦う事で体格で有利になるといえます。

 

また、試合にむけて集中力を高めるのにも効果があるようです。

ハングリーさが試合に勝つ為のパワーにもなります。

 

これだけ苦しい思いしてきたから絶対勝ってやる!!!といったようにですね。

 

 

減量には注意

減量中は免疫が落ちて風をひきやすいです。

 

また厳しい減量は脱水症状や栄養も枯渇して

体調がものすごく悪くなりスタミナの減少に繋がります。

 

 

 

減量の方法と試合までの流れ

出典:「https://unsplash.com/」

 

メインとしては食事の徹底管理ですね。

 

練習は普段やっているわけですから後は、

食事を徹底管理して体重を減らしていきます。

 

加えて減量の為にロードワークの量を増やしたり汗をたくさん出す練習をしたりします。

 

減量のやり方は色々あります。人それぞれやり方が違います。

例えば徐々に少しずつ体重を減らしていく方法や、

残り1~2週間で水抜きして一気に落とす方法、

または一回リミットまで到達する方法など様々です。

 

これは一概にどれが正解かとは言えません。

自分に合う方法で減量するのが一番良いです。

 

基本的に絶食や限度を超えた水抜きは良くないと言われています。

 

しかし、計量までにリミットが間に合わないような時はそうも言えないのがボクサーですよね。

 

 

 

 

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友人ボクサーの減量体験談

出典:「https://www.photo-ac.com/」

 

友人のボクサーに聞いた減量時の体験談です。

基本的には1~ヶ月前くらいから徐々に始めるようです。

 

試合一ヶ月前

減量を始めたばかりの時期です。

食事の量を少しずつ減らして食べるものにも気を配りますが一日三食は食べれます。

まだこの時は少しずつ痩せてきたかなというぐらいで特に体に影響はないようです。

 

試合まで約2~3週間前

一日、一~二食ほどでさらに食事の量も減ります。

練習も追い込みやスパーリングでハードになり、

ごはんもたくさん食べれなくなるのでかなりきつい時期らしいです。

お腹が減ってボーとしたりイライラし始めるらしいです。

 

試合まで約1週間前

この時期になると一日一食ほどです。

 

この時期は追い込み練習やスパーリングは切り上げて、

軽く流すくらいで体重を調整して試合までに疲労を抜きながら

コンディションを整えます。体重と相談しながら2~3日前には水抜きもしないといけません。

 

体調が悪い時はめまい、立ちくらみなどが起こるようです。

 

ボクサーの減量を目の前で見た感想

試合前という事もあり、とにかくピリピリしています。近寄りがたいですね。

試合が決まってない時は気さくにしゃべっているのですが、

まったくしゃべりかけてきません。

 

顔も怒っているように見えます。怖いくらいです。

試合前のボクサーがいるとこっちまで気が引き締まります!!

 

 

減量中の食事の注意点

出典:「https://pixabay.com/ja/」

 

炭水化物を抜いて減量を行うと思われがちですが、

多少とっていないと体が動かなく大事な練習ができません。

 

さらに炭水化物を抜き過ぎると筋肉も落ちます。

まったくとらないという事はオススメできません。

 

もちろん普段より少量にはなりますが、

ごはん、パスタなどの炭水化物の摂取は上手な減量を行う上で重要です。

 

またメインになる減量中の食事としては

鳥のササミ、納豆、卵、サラダ、豆腐、味噌汁などの

低カロリー高たんぱくで栄養豊富な食事をとる事が一般的です。

 

 

上手な減量で試合勝率アップ

出典:「https://pixabay.com/ja/」

 

減量が終わったら試合の半分が終わったといわれるくらい減量は重要です。

これは減量をクリアしないと試合ができない事ももちろん意味しますが、

上手な減量を行っていれば試合でも圧倒的有利になる意味も含まれていると思います。

 

減量が上手くできなくクリアはしたものの当日で

力が入らなくてフラフラだったら、実力が半減します。

 

普段の実力なら勝てていたものの減量失敗で試合に負けたなんてこともあります。

こうなってしまっては本末転倒です。

 

試合勝率アップの為に上手な減量を心がけたいですね。

 

 

 

まとめ

ボクサーの減量についてお伝えしました。

少しでも減量の内容のついてしっていただけると嬉しいですし、

減量を詳しく知る事でさらにボクシングの裏側のドラマを感じれるといいですね。

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