キッドです。
ボクシンググローブは初心者の方でもすぐにイメージが湧くと思います。
ご存知でしょうが、ボクシンググローブがないと本格的なボクシングができません。
ボクシングの道具で一番最初に買うべき道具と言ってもいいでしょう。
今回はそんなボクシングに超必須の道具である
ボクシンググローブについて詳しくお伝えします。
目次
ボクシンググローブとは
ボクシンググローブとは、ボクシングで使用する用具のひとつです。
グローブの素材は人工皮革や天然皮革(動物の皮)を使用し、
衝撃吸収剤を挟んで拳全体を包む構造をしており、
拳を保護するために使用されるものです。
ボクシングだけでなくキックボクシングやムエタイなど
打撃系の格闘技でも使用されます。
バンデージを巻いた後にグローブを装着し、固定します。
バンテージの巻き方についてはこちらをご覧ください。
初心者でも簡単!ボクシングバンテージの巻き方とおすすめのバンテージ
プロの試合用のグローブは紐付きとなっていて、グローブの紐を結んだ後、
紐がほどけないようにさらに上からテーピングを巻いて固定します。
ボクシンググローブでのパンチ
グローブを付けてのパンチは、素手でのパンチに比べて外傷を防ぐ事が出来ますが、
脳への衝撃が減少するわけではありません。
むしろ素手でのパンチに比べて脳が揺れるので
衝撃が増えるといってもいいでしょう。
しかし、グローブをつけるかつけないか、
またグローブの重さでの脳へのダメージや
KO率の変化について科学的な結論は出ていないようです。
基本的に軽いグローブの方が安全であるとされていますが、
一説によるとグローブを重くすればするほど、
衝撃力が大きくなるので重いグローブ着用でのパンチが危険だという説もあります。
さらに重いグローブはパンチを受けた後にすぐには症状が
出にくいためにスパーリングをそのまま続けて、
ダメージが蓄積するのも事実であるとされています。
スパーリングについて詳しくはこちらをご覧下さい!
怖い気持ちを克服してボクシングを上達させよう スパーリングのコツと効果
ボクシンググローブの種類
ボクシンググローブには、試合用に使うオンスグローブと、
練習用に使うパンチンググローブの2種類があります。
オンスグローブ
オンスグローブはプロボクシングの試合で使われるグローブです。
ボクシンググローブと呼ばれたりします。
サイズは8オンスから16オンスまでのサイズに分かれていて、
2オンス刻みで分かれています。
数字が大きくなればなるほど、グローブのサイズも大きくなり重さも重くなります。
1オンスは約28グラムです。
数字でみると軽く見えますが8オンスのグローブでもつけてみると
意外と重たいです。
プロの試合では、ミニマム級からスーパーライト級までは8オンスのグローブを使って、
ウェルター級以上になると10オンスのグローブが使用されています。
階級について詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
ボクシング階級の意味と意外な由来!体重別階級一覧と目安身長をまとめたぜ!
ちなみに12オンスから16オンスのグローブは、
スパーリング用に使われます。
スパーリングでは、安全性を考えて、
大きくて重いグローブが使われます。
パンチンググローブ
パンチンググローブは、トレーニング専用のグローブです。
試合やスパーリングでは使えない、簡単な作りをしたグローブです。
パンチンググローブの特徴は、親指がグローブから出ているとこです。
親指が出ているのでグローブを固定する時も、
親指が自由に動いて固定しやすいです。
オンスグローブに比べて価格が安くて、外すのが簡単です。
パンチを打った時の感触が拳に伝わりやすいです。
拳がしっかり当たっているか確かめる事ができます。
紐タイプとマジックテープタイプ
パンチンググローブは、マジックテープやゴムで固定するものがほとんどです。
オンスグローブの場合は、紐で固定するタイプと
マジックテープで固定するタイプがあります。
プロボクサーの試合では、紐タイプのオンスグローブが使われています。
この紐タイプのグローブは、1人で結ぶ事はできないので
必ず誰かに結んでもらわないといけません。
マジックテープタイプのグローブのほうが取り外しが簡単にできますので、
基本的にマジックテープタイプを選ぶのがおススメです。
初心者が用意すべきグローブ
出典:「https://www.photo-ac.com/」
入門したばかりの初心者は
12オンス以上の大きいグローブはほとんど必要ありません。
なぜなら12オンス以上のグローブはスパーリング用で
初心者がジムに入門して、
いきなりスパーリングをすることはまずありえないからです。
そしてスパーリング用の12オンスから16オンスのグローブは、
ほとんどのジムに用意されています。
初心者が自分専用のボクシンググローブを用意する場合は、
サンドバッグやミット打ち用のグローブがあれば十分です。
しかし、これもほとんどのジムが貸し出していますので
無理に用意する必要はありません。
また、初心者は紐タイプのグローブを選ぶのは、やめたほうがいいでしょう。
パンチの基本を身に付けるまでは、パンチンググローブを使い
慣れてくれば、8オンスか10オンスのマジックテープタイプのオンスグローブを
使うとよいでしょう。
グローブを選ぶ際のポイント
大体のボクシングジムでは、オンスグローブやパンチンググローブを
貸し出してくれると思います。
みんなが使えるフリーのグローブがあります。
ですから、まずはジムに用意されているグローブを使ってみるとよいです。
そしていくつかのボクシンググローブを自分で使ってみて、
その中で使いやすいグローブを見つけて購入するのがオススメです。
僕も、初めはジムのパンチンググローブやオンスグローブを借りて使っていました。
慣れてきたら、自分のオンスグローブ購入して練習するようになりました。
試合で使うとの同じタイプのオンスグローブの方が、
見た目も良くて練習に対するモチベーションも上がりますし、
試合を想定した練習にもなります。
正しいパンチを打てるようになるまでは、
パンチンググローブで練習して、
慣れてきたら自分好みのオンスグローブを買うのがいいでしょう。
ボクシンググローブのにおいを防ぐ
出典:「https://www.photo-ac.com/」
ボクシンググローブは使用すればするほど、
汗の菌の繁殖でニオイがきつくなります。
ニオイだけでなく衛生面にもよくありません。
グローブのニオイを効果的に消臭するには、
菌の繁殖を抑えることが重要です。
ニオイを防ぐ効果的な方法はタオルをぬるま湯に浸けて絞ったもので、
グローブの中をある程度拭きます。
次に、ファブリーズをグローブの中にスプレーして、そのまま乾かします。
練習後にこれをしておく事でバッチリです。
オススメボクシンググローブのメーカー
ウイニング
出典:「http://www17.plala.or.jp/winning-homepage/index.html」
値段が高いですが、それはもう抜群の使いやすさと性能を誇ります。
見た目もシンプルでカッコいいです。
ボクシング初心者がいきなりウイニングのグローブを
買って使っていると生意気と思われるかもしれません。
それほど高級でいいメーカーなのです。
お値段の事も考えて、ある程度ボクシングに慣れてきて
続きそうなら購入して使うとよいでしょう。
ボクシングを続けるなら本当にオススメです!
ボクシング初心者はウイニングを使いこなせるように
なるまでボクシングを頑張ってほしいです。
ボディメーカー
値段がお得で使いやすいです。実際に僕も使っています。
使いすぎてボロボロになっちゃいました。。
グローブはこだわりの本革を使用しています。
自分の手首に合わせて調節できるマジックテープで、
テーピングをしたかのようなフィット感があります。
ソフトな握り棒を握る事で力が入りやすくて、力強いパンチも打ちやすいです!
初心者から上級者まで使えるボクシンググローブです。
実際にプロボクサーも使用しています。
興味持たれた方は
ぜひボディメーカーのボクシンググローブを使ってみて下さい!
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まとめ
ボクシンググローブについてお伝えしました。
ジムにあるのを使うのもいいですが、
やはりマイグローブを用意するといいですね。
練習のモチベーションが全く変わってきますよ。
使いやすいグローブを使って効率よい練習をしましょう。