キッドです。
井上 尚也選手に対して再三挑発を繰り返すWBO世界バンタム級王者のカシメロ。
本来は2020年4月25日(日本時間では26日)に3団体統一をかけてラスベガスで戦う予定でしたが、
新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期になりました。
本当に見たかったのですが、残念です。。
しかし、この先も井上 尚也選手がバンタム級4団体統一の為に戦う可能性は十分にあります。
今回は相手のカシメロ選手がどんな選手かと、勝利予想をしてみたいと思います。
カシメロについて
出典 BT Sport Boxing
名前 | ジョンリル・リポンテ・カシメロ |
出身地 | フィリピン |
誕生日 | 1989年2月13日 |
身長 | 163cm |
戦績 | 34戦30勝4敗(21KO) |
獲得タイトル | WBO世界ライトフライ級暫定王者 |
IBF世界ライトフライ級王者 | |
IBF世界フライ級王者 | |
WBO世界バンタム級王者 | |
(3階級制覇達成) |
カシメロはライトフライからバンタムに上げてきた世界3階級制覇王者です。
現在の階級はバンタム級。
3階級制覇という肩書きは井上選手と同等です。
ファイトスタイル
恐れないでガンガン入ってくるイケイケのファイタータイプの選手です。
カシメロのスタイルはガードを下げたスタイルで、相手のパンチが当たらない距離から飛び込んで
とにかく左右のフックを大振りで振り回すスタイルです。
かなりイケイケなのでラフファイトの怖さもあります。
もらえば危ないパンチを持っているハードパンチャーですし、
勝負を一撃で決める野性的な独特な勘を持っていて当て感もあります。
僕的には上手いというより強いっていう印象の選手ですね。
カウンターのショートフックが強烈な選手で一瞬のチャンスで狙い撃ちにします。
右のオーバーハンドブローもかなり強いです。
飛び込みのスピードもとても速く、左右のフック強打に加えてボディーブロー、
アッパーと攻撃のバリエーションも豊富でスタミナもあります。
個人的にはこのスタイルけっこう好きです。
スタイルだけはですね!!
ゾラニ・テテとの試合でも接近戦でアッパーを打ち込んで強烈なダメージを与えました。
テテを倒した事によってかなり評価を上げています!
試合の後半でもKOしていますので井上選手といえど勝負が長引いても最後まで気を抜けません。
ただけっこう後半でKOしているイメージもあるので、
一発というよりも削っていくタイプの選手かもしれません。
アウェイでの試合を多数こなしているのでメンタル的にもアウェイでの試合に強く、
心身ともに非常にタフで打たれ強い選手です。
カシメロは現在31歳です。31歳と言えば、
ボクサーとしてピークを越えだす時期で、
経験豊富なベテランボクサー風な感じになるのですが
カシメロはごりごりにアグレッシブな乱暴者です!
このカシメロの粗っぽさは井上選手も警戒しているようですね。
どちらが勝つか
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私的な感情抜きに断然、井上選手が優勢と見ています。
パワー、スピードやキレ、テクニック、全てにおいて、井上選手の方が上でしょう。
そんな井上選手の強さが分かる記事はこちらからご覧下さい。
【鬼や柱も驚愕】井上尚弥の「無惨」レベルの強さの理由をプロボクサーが熱く語る!
ただカシメロの野性的な感と強烈な一発、
特に接近戦でのフック、アッパー系には気を付けたいです。
この一発は怖いです。
過去の試合で井上選手は接近戦になるとたまにパンチをもらいました。
まあ接近戦はどの選手でも貰ってしまう確率は高くなりますが。。
ドネア戦でも、強いパンチを被弾したのは近い距離でした。
接近戦で打ち合いになると少し危険かれもしれません。
打ち合いでも負けないでしょうが、被弾する確率がありますからね。
井上選手は中間距離~やや遠い間合いで最強の強さを発揮する選手だと思います。
井上選手が自分の距離をしっかりとってジャブ、ワンツー、出入り、
そしてカウンターのボクシングをすれば圧倒するのではないかと思います。
カシメロはハンドスピードがめっちゃ早いわけではないので
カウンターを決めやすいのではないかと思います。
攻撃力はかなり高くディフェンス力もぼちぼちありますが、ガードが低いかなと。
カウンターが綺麗に決まれば井上選手が圧倒してくれるでしょう。
相性ももちろんありますが、お互いの今までの対戦経験などを見比べても井上選手の方が
総合的にレベルが高いでしょう。
3~4ラウンド以内にKO勝ちするのではないのかなと思います!
僕のかってな予想です(笑)
もちろん当日お互いがどんな戦い方をするかによって試合内容は変わってくると思いますが、
ドネア戦での目の出血のようなアクシデントさえなければ、
前半の早いラウンド3~4ラウンド以内で井上選手のKO勝ちと見るのが妥当だと思います。
反対にカシメロ選手が勝利するには
どう接近戦にもちこみ自分の強打を当てられるかによると思います。
カシメロは一発はありますがドネアほどの威力はないでしょう。
ドネアのパンチに耐えきった井上選手なら、
たとえカシメロのパンチもらったとしても耐えるだろうと信じています。
カシメロが井上選手を再三、挑発
待て待て。言わせとけば言いたい放題…
こんな奴から逃げる理由がない。
ただ俺には消化しなければいけない試合があるからやるだけ。いつでも倒す準備は出来てる。https://t.co/angudLYKky— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) April 1, 2021
カシメロは井上選手に対して再三、挑発を繰り返しています。
亀とか、弱い生き物とか、逃げているとか、度を越した挑発をしてきます。
失礼過ぎるぜ!!!
多少は盛り上げる為にあったとしてもカシメロは言い過ぎだと思います!
井上選手もこれに対して、
「スポーツマンシップがないので、一回ちょっとやりたいな」とコメント。
そりゃあそうなりますよね!!
そういうのも含めてカシメロに圧勝してほしいです!
海外の反応
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試合予想に関しての海外の反応です。
・井上とカシメロは両者とも力のあるアクションファイターだから
エキサイティングな試合になるよ。
・カシメロは強い。PFPの井上には負けるだろうけど、
カシメロが力を発揮すれば井上は楽ではないと思う。
・カシメロは何をしでかすかわからない危険人物。
元気なときは非常に強いがその反対もある。
・カシメロは非常に危険だ。ワンパンチでKOできる力がある。
井上をワンパンチでKOできるとは思わないけど。
・今年のジョンリルは野獣のように見えた。
技術的には井上のほうが優れているけどカシメロの力は誰にとっても危険だ。
・井上にとって初の敗戦になってKOされるよ。
カシメロはヘッドバット、クリンチ、MMA的な動きが多いから注意しよう。
このようにカシメロは強い、危険だというコメントがたくさんあります。
そこには関しては分かるのですが、勝てるというのはどうなのかなと思います!
正直、井上選手が圧勝してくれると思いますね!
ボクサーとしてのレベルが違います。
ただ、ラフファイトだけには気をつけたいです。
まとめ
今回はジョンリエル・カシメロ選手についてと勝利予想をしてみました。
試合が楽しみですね!
井上選手に圧倒的な勝ち方を期待しています!
最新の試合についてはこちらの記事をご覧下さい。