キッドです。
井上選手の3階級制覇がかかった大事な試合。
相手はジェイミー・マクドネルでした。
世界王者のジェイミー・マクドネルと対戦し、
見事1ラウンド1分52秒でTKO勝利しました。
10年間無敗だったマクドネルに1回TKO勝ちです!
言葉がないくらい強かったです。
今回はそんなマクドネル戦についてと海外の反応についてお伝えします。
マクドネルについて
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ジェイミーマクドネル選手は英国出身で1986年3月30日生まれです。
試合当時は32歳。
2005年にプロデビューし、戦績は当時、32戦29勝(13KO)2敗1分でした。
現在の戦績は35戦30勝(13KO)3敗1分1無効
ジャブを主体に堅実に試合を組み立てるスタイルで
スタミナも素晴らしく正統派ボクサーです。
バンタム級ながら身長179センチ、
リーチ182センチと高い身長と長いリーチを活かして戦います。
2013年にIBF世界バンタム級王座をかけて、
同級3位のフリオ・セハ選手と対戦しました。
KO率が約90%のハードパンチャーであるセハ選手を、
高度ディフェンステクニックで封じ、
さらに打ちあって、判定勝ちで世界王者になりました。
IBFのタイトルを返上した後、2014年にWBA世界バンタム級王座をかけて、
同級3位のラチャワッ選手と対戦し、
TKO勝ちでWBA世界バンタム級王者となりました。
ジェイミーマクドネル選手は、亀田三兄弟で有名な
元WBO世界バンタム級王者亀田和毅選手と二回戦っています。
その二回とも亀田三兄弟で一番強いと言われていた和毅選手に判定勝ちで勝利。
このように戦績を見るとかなりの強者である事が分かると思います。
さらに井上選手と戦うまでは10年間も無敗だったのです。
相手のマクドネルは過去最強の相手だと井上本人も認めていました。
試合内容
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立ち上がりは両者ともに様子見でした。
マクドネルはリーチを生かしたジャブをよく打ってきます。
しかし、井上選手の踏み込みスピードにマクドネルがついてこれません。
徐々にボディーを中心にマクドネルにプレッシャーをかけていきます。
その後、マクドネルのガードの上から
頭をかすった左フックでマクドネルがふらつきます。
そこから、井上選手が距離を詰めて、
フックへの強烈なパンチの後に空いた左をボディ-で1つ目のダウン。
その後、立ち上がるも明らかにプレッシャーを感じているマクドネル。
一気に連打でロープ際に追い込んでめった打ち。
棒立ちになったマクドネルを審判が止めてさらにマクドネル2度目のダウンで終了。
わずか112秒の出来事でした。
1ラウンドで2つのダウンをとり、圧倒的な差を見せつけたのです。
ラッシュ!!ラッシュ!!とにかくラッシュでした。
井上選手、ちょっとオープン気味で危ないんじゃないかと思いましたが、
絶対に相手が反撃できない事を見抜いていたので、
あのラッシュをしかけたと思います。
マクドネルはガードするのに必死で反撃しようとすら思えなかったでしょう。
パンチを受けている時の顔がめっちゃ嫌そうでした。
それほど驚異的なパンチだったと思われます!!
まあ減量の影響もあったと言われていますが、
あそこまで圧倒的なので、井上選手が強いに変わりはありません。
マクドネルは引退
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最近マクドネルが引退したとニュースがありました。
井上選手と戦って王座を失った後の私生活は
うつ病になったりとかなり悲惨だったみたいですね。
ボクシング漫画 【はじめの一歩】で、
よくオール・オア・ナッシングという言葉が使われます。
言葉の意味は勝てばすべてを手に入れ、負ければすべてを失う。
他の格闘技でもそうかもしれませんが、
勝者と敗者でこんなに色濃く違いがでるのも、ボクシングの特徴かもしれませんね。
なんとか普通の生活に戻ってほしいです。
海外の反応
出典 Photo by Nicholas Green on Unsplash
試合後の海外の方の反応です。
・これはダイナマイトツナミだ!次のマニー・パッキャオが誕生した
・最初のボディーへの一発で決まったな
・マニー・パッキャオがアジアで最強のボクサーだと思って居たけど、
それは間違いだった様だ。井上尚弥こそヒーローだ
・井上尚弥のDNAを検査した方が良い、こいつは人間じゃなく、モンスターかもしれない
・井上はゲンナジー・ゴロフキンに近い選手
・井上尚弥と大谷翔平はマンガだよ
・マクドネルはダメな奴ではない。井上が本物なんだ!
・マクドネルは何もしなかった
・マクドネルが良い報酬をもらったことだけ願います
・井上は彼が1番であることを証明したいならシーサケットと戦うべき
・マクドネルはこの試合をやる勇気があったことだけ認める
・ too fast はやすぎる
・やはりmonsterだ
・ネクスト・パッキャオだ
・That power is no joke!!
・バンタム級のゴロフキンだ
・井上は怪物だ。彼のところに対戦相手はしばらくこない
・たった1Rでバンタム級チャンピオンを終了させた
・なんてことだ!!
・井上が勝つとは思ったけど、ここまで一方的になるとは思わなかった。
今後の彼の試合を待ちきれない。
・絶対的な破壊者、井上尚弥が先ほどジェイミー・マクドネルに1ラウンドで完勝した。
井上はパウンド・フォー・パウンドの星であることを証明した。
・井上の強さは本物。
こんなコメントがされています。
ちなみに僕のコメントとしては
「意味が分からないくらい強い」です!
マクドネルは何もできませんでした。。
この強さはコメントにあったみたいに本当に漫画みたいです。
世界王者を1ラウンドで倒すなんて、凄すぎる!!
井上選手はバンタム級でも圧倒的な強さを見せてくれましたね。
一体どの階級まで通用するのでしょうか!?
これからも楽しみでたまりません!!
まとめ
とんでもない強さの井上選手でした。
海外の方の反応も実に驚いた様子でありました。
このままバンタム級で暴れることを楽しみにしています!!
バンタム級の次はスーパーバンタム級で暴れてほしいですね。
ただただ活躍が楽しみです!