日本人で唯一の4階級制覇を達成した井岡一翔選手の戦績や強さについて語るぜ!

ボクシング

キッドです。

 

先日、田中選手との素晴らしい試合を見せてくれて、強さをアピールした井岡選手。

 

彼は日本人で唯一4階級制覇を達成した偉大な人物であります!

そしてまだまだ、先があります。

 

今回はそんな井岡選手についてお伝えします。

 

 

 

 

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井岡選手について

 

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井岡選手のプロフィール

 

出身 大阪府
年齢 1989年 3月 24日(31歳)
身長 165cm
利き腕 右利き
階級 ミニマム級→ライトフライ級→フライ級→スーパーフライ級

 

井岡選手は中学1年生の時に叔父である井岡弘樹さんが

所属していたグリーンツダジムでボクシングを始めました。

 

中学3年生の時に井岡弘樹さんが設立した井岡ジムに移籍します。

 

高校時代はボクシング部に入部しアマチュアで全国六冠を果たします。

インターハイに2度の優勝、国体でも2度優勝、

選抜大会でも2度優勝するという素晴らしい成績を残しました。

 

高校卒業後は東京農業大学に進学して北京オリンピック出場を目指しましたが、

惜しくもあと少しのところで出場することは叶いませんでした。

 

北京オリンピック出場という目標がなくなったのでプロへと転向します。

 

その後2009年に井岡ジムからプロデビューしました。

そして当時の国内最速となる7戦目で世界王座獲得を成し遂げています。

 

2011年2月にWBC世界ライトフライ級で世界王座、

2012年6月にWBA世界ミニマム級王座、2012年12月にWBA世界ライトフライ級王座を獲得し、

2015年4月にはWBA世界フライ級王座奪取で3階級制覇を果たしています。

 

一度、2017年12月に引退しました。

 

しかし2018年9月に米国で再起し世界ランカーに判定勝ちしています。

その後2018年大晦日に行われた

WBO世界スーパーフライ級決定戦に出場しましたが結果は判定負けとなりました。

 

2019年6月のWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で

アストン・パリクテに10回TKOで勝ち、日本人で初めて4階級制覇を達成しました。

 

井岡選手はミニマム級、ライトフライ級、フライ級、

スーパーフライ級の世界王者になり4階級制覇を達成したのです。

 

日本人男子で初めての世界4階級制覇を達成しました。

 

複数階級制覇についてはこちらの記事をご覧下さい。

ボクシング複数階級制覇とか価値ハンパねえ!偉大な王者についても解説するぜ

 

さらに世界戦通算15勝で具志堅用高さんを

超える日本人単独最多記録も更新しています。

 

素晴しい成績です!

 

本当に凄いですね!!

 

マジでカッコイイぜ!

 

戦績は2020年1月時点で28戦26勝(15KO)2敗です。

高い勝率とKO率を誇ります!

試合数も20戦以上とベテランの域に達していますね。

 

 

今後の井岡選手

 

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去年の大みそかに挑戦者・田中恒成選手と試合をして、

8回TKOで見事勝利しました。

 

今後の井岡選手は他団体王者との統一戦を予定しているようです。

 

無敗であった田中選手を圧倒したこの試合は、

海外からの井岡選手の評価をアップさせました。

 

米国のボクシング専門誌「リング」は

PFPランキングで井岡選手を10位にランクインしています。

 

スーパーフライ級はWBAスーパー王者がローマン・ゴンサレスを筆頭に

WBC王者はフアン・フランシスコ・エストラーダ、

IBF王者がジェルウィン・アンカハスなどの名チャンピオンたちがいます。

 

かつてPFPランキングでトップになっていたロマゴンの呼び名で日本でも

人気のローマン・ゴンサレスは井岡と同じ4階級制覇王者であります。

 

エストラーダもベテランの実力者で、

現在もPFPランキング10位以内にランクインしています。

 

このロマゴンとエストラーダの統一戦が3月13日に行われ、

井岡選手はその勝者との対戦を望んでいるようです。

 

これが実現して井岡選手が勝つと井上選手同党の評価になるでしょう。

個人的にはロマゴンとの試合が観たいです。

 

 

 

 

井岡選手の強さ

 

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パンチ力

純粋なパンチ力はずば抜けてはいませんが、パンチを当てるタイミングが非常にうまく、

一撃でのダウンを奪うパンチのキレの良さも持ち合わせており、カウンターも上手いです。

 

井岡選手の戦績を見ると、25戦23勝 (13KO) 2敗で

KO率は約60%で、KO率は半分以上です。

 

また、コツコツとパンチを的確に当ててダメージを蓄積させて、

KOする技術も優れています。

 

攻撃のバリエーションも多彩で的確

ジャブを筆頭に左の使い方や上下の打ち分けも上手いです!

 

多彩なコンビネーションのバリエーションで

チャンスと見たら仕留める事ができる冷静さと的確さも抜群。

 

さらにコンビネーションを打ち続けるスタミナもあります!

 

ディフェンス

ディフェンスではステップワークとガードが抜群にいいです。

 

距離感と打ち終わりのポジションがよくてパンチをもらいません。

 

さらにトップ選手の中でも一番ガードが良いかもしれません。

その証として田中選手との試合ではガードの差で勝ちました。

 

試合運びや駆け引き

無理をしないで、余計なパンチをもらわずに着実にポイントを積み重ね、

同じペースで戦い続けるので

その戦う姿が精密機械のように例えられます。

 

試合中になると、余計な感情を消して

疲れた時や攻撃を受けたときも表情にでません。

 

相手にとって、表情が変わらないということは感情が読み取れないので、

非常に戦いにくいわけであります。

 

例えばボディーが効いてしまうと顔や様子に現れがちになりますが、それがないのです。

メンタルも非常にタフなのがうかがえますね。

 

これが精密機械に例えられるゆえんです。

 

 

 

 

思い出の試合

 

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井岡一翔VS スタンプ・キャットニワット

2ラウンドの終盤、接近戦で井岡選手のボディーに合わせた

右スイングのカウンターで井岡選手はまさかのダウンをします。

 

ヒヤヒヤしましたが、その後は逆転し、7ラウンドに左ボディーで倒しました。

 

相手はなんとか立ち上がりましたたが、またしても右ボディーで倒しました!

また立ってきましたが嘔吐したスタンプを見たレフェリーがストップ!!

 

そこで試合終了です。

 

ボディーKOのオンパレードでした。

上下の打ちわけがめっちゃうまいのでボディーがキレイに入ってのだと思います。

 

あんなボディーを接近戦で打てるようになったら接近戦がかなり有利になりますね。

是非、習得したい技術です!

 

 

井岡一翔VS田中康生

田中選手を倒した左フックが強烈でした。井岡選手左フックで2回もダウンを奪いました。

さらにレフェリーストップを決めたパンチもこれまた左フックでした。

 

同じパンチを当てて試合を決めたのです!

田中選手はパンチが全く見えていないようでした。こーゆうパンチは非常に効くのです。

 

詳しくはこちらの記事から御覧ください。

夢過ぎる日本人対決!井岡一翔が田中恒成に圧勝した理由を語るぜ

 

 

 

 

まとめ

井岡選手についてお伝えしました。

 

次戦はビッグマッチになりそうなので本当に楽しみですね。

 

井岡選手なら五階級制覇も夢ではありません!

 

夢の続きを見せてほしいです!

これからも井岡選手を応援し続けたいですね。

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