ボクサーがしやすい怪我とは?目や脳の病気のリスクについても解説!

ボクシング

キッドです。

 

ボクシングをする以上、怪我は付き物です。

どんなスポーツもそうですが、怪我は切っても切り離せません。

 

中には重い病気にかかってしまう場合もあります。

 

今回はボクシングに多い怪我や病気についてみていきましょう!

 

 

 

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ボクシングは頭部の怪我、病気のリスクが高い

出典:「https://pixabay.com/ja/」

 

ボクシング上半身全面のみを集中的に殴り合いますので

他の打撃格闘技に比べて頭部に集中的にダメージを負います。

 

したがって、頭部に怪我や病気をしやすいです。

 

元通りに治す為にも怪我の後の早期治療がとても大事になります。

 

 

 

顔の怪我

 

出典 森川 ジョージ はじめの一歩 61巻

眉毛付近の怪我

バッティングといって、頭突きのように、

おでこ同士がぶつかる事や相手のパンチでよく眉毛の近くを切ってしまい血が出ます。

 

出血が多くて切り口が深いと、

血が目に入って目が見えにくくなります。

 

こうなると遠近感がなくなるので、パンチを見切る判断が鈍って危険な状態になります。

 

さらに傷口が深くて筋膜で達するとまぶたが落ちてしまうので

早めに試合を中止をする場合が多いです。

 

深い傷ができると傷跡が残ってしまい、スカーフェイスになっちゃいます。

それはそれで戦う男の顔としてカッコいい部分もありますが。

 

 

 

顔の腫れ

ボクサーたちは、多くの場合顔面を目標とされるので、

腫れやすい人と腫れににくい人がいますが殴られると顔が腫れちゃいます。

 

腫れは、ピークを3日目として徐々に引いていきます。

 

基本的には大丈夫ですが、瞼が余りに腫れてしまうと、

目がふさがり見えなくなります。片目では遠近感が無くなるし視界が狭まります。

 

死角からパンチを打たれると見えないので不利な状況になります。

 

試合中は、晴れすぎると危険だと判断され、中止することがあります。

 

腫れで後遺症が残るような事はないでしょうけど、

それだけパンチを受けた事になりますので、腫れる事は好ましくはないですね。

 

 

鼻血

出典:「https://pixabay.com/ja/」

 

鼻血も出やすい人と出にくいひとがいます。

血がでていると印象がよくないですね。

 

鼻血が出やすい人は病院にいくと出にくいようにする治療ができます。

しかし、基本的に大きな問題となることはありません。

 

出血量が多くなると、のどの奥にも血液がまわってしまうので、

息がくるしくなることがあるでしょう。

 

試合が中断されるような事はないですし、後遺症もないでしょう!

 

 

鼻骨骨折

出典 森川 ジョージ はじめの一歩 7巻

パンチを鼻に受けて鼻の骨が折れちゃうんですね。

 

ドネアとの試合で井上 尚也選手も鼻が折れていたようです。

 

よくボクサーは鼻が曲がっているとか潰れているとかいいますが、まさにこの怪我の事です。

 

大事なのは折れた後に病院でしっかりと治療をして元の形に戻す事です。

 

これを怠ってしまうといわゆるボクサー鼻

(鼻が曲がっているとか潰れている)になってしまうのです。

 

鼻骨骨折は試合中止の可能性はありませんが、

せっかくの顔が台無しになったら嫌ですよね。

 

思わず鼻に強いパンチを受けてしまい鼻の形が変わったり

痛みが引かないようでしたらきちんと病院へ行きましょう!

 

 

 

 

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目の怪我、病気

 

出典 森川 ジョージ はじめの一歩 57巻

網膜剥離

網膜剥離とは眼の恐ろしい病気です。

パンチによって目の網膜が傷ついて、そこから水が入る事によって網膜が剥がれる病気です。

 

目に衝撃を受けるボクサーが発祥しやすい病気です。

症状が進行してしまうと最悪の場合、失明に至ります。

 

最近の医療技術では手術するとほぼ100%の確率で治す事ができます。

 

昔は治療が困難で網膜剥離になるとボクサーは引退と協会から決められていましたが、

現在は手術の技術も上がり網膜剥離になっても完治したら復帰が認められています。

 

その為にも早期発見が大事ですので、

網膜剥離の前兆と言われている

飛蚊症(糸くずのようなものや蚊が飛んでいるように見える)が突然現れたり、

視野が欠けたり、急激に視力が下がったりしたらすぐに眼科へいきましょう!

 

 

眼窩底骨折

眼の付近が全く腫れていないでも骨折するケースがあります。

そのほとんどのケースは眼窩底(がんかてい)骨折です。

 

眼窩底(がんかてい)骨折とは眼窩底という目の周りの下の方の非常に薄い骨が

眼球の外からのパンチのような強い衝撃が加わると、

圧力が高くなって、骨折する事であります。

 

症状は物が二重に見えたり、目の上下運動ができなかったり、

気持ち悪くなったりするのです。

 

かの有名な井上尚也選手もドネアとの試合で眼窩底骨折をしました。

傷は気になったのですが、まさか骨折しているとは思いもしませんでしたね。

 

井上選手は自然治療で治ったらしいので軽傷だったと言えますが、重症だと手術が必要です!

ちなみにボクシング以外のレスリングや交通事故でも眼窩底骨折するケースもあります。

 

 

 

頭の病気

パンチドランカー

出典:「https://pixabay.com/ja/」

 

パンチを打たれ過ぎて脳にダメージが溜まり過ぎると発祥する病気です。

 

症状としては頭痛、手や体が震えたり、物忘れがひどくなったり、

言葉が上手く喋る事ができなくなったりなどの症状が現れます。

 

詳しくはこちらの記事からどうぞ!

知らないと怖い!ボクシングマニアが解説するパンチドランカーの症状や予防方法は?

 

 

 

まとめ

ボクサーに多い怪我、病気についてお伝えしました。

 

怪我や病気の危険性を十分に理解した上でボクシングに取り組みましょう!

 

体を労わって長くボクシングが続けれたらいいですね。

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