キッドです。
先日の出来事です。ボクシングの練習をボクシングジムでしていた時に
普段の練習から何気なくトレーナーにミットを持ってもらっていたところ、
強いパンチを打つ為のミット打ちを練習する事になりました。
ミット打ちの記事はこちらをご覧下さい!
ボクシングオタクも実践中!初心者でもミット打ちがグンと上達するコツとポイント
とういう事で今回は強いパンチを打つ為に大事な事、コツをお伝えします。
目次
拳をしっかり当て、当たる瞬間に握り込む
強いパンチを打つ為に技術的に意識するところは、
拳(ナックル)をきちんと当ててパンチが当たる瞬間に手を握り込む事です。
これを意識する事です。
これって頭ではわかっていますが、意識しないとなかなかできないと思います。
もちろん強いパンチを打つ為には
他にも意識しないといけないところはたくさんあります。
例えば、腰をしっかり入れる、肩をしっかり入れる、蹴り足を強く蹴る、
強く踏み込む等などありますが、
あれもこれも意識すると訳が分からなくなりますので、
今回はこのきちんと拳(ナックル)を当てて、
当たる瞬間にだけ握り込むという事を徹底的に意識します。
それだけでも意外と難しいんです。
握り込む事を意識するとついつい当たる前から握っていたり、
当たる瞬間だけ握るのでタイミングを外してしまい結局にぎれなかったり。。
僕も長くボクシングに携わっていますが完璧にできる訳ではありません。
長くやってるのに完璧にできないのかと落ち込みます。。
しかし、そんな暇はないので気持ちを切り替えて、
今日はその練習をみっちりやりました。単純なパンチだけの動作ですが、
集中してやりますので暑くないのに汗だくです。
拳(ナックル)の場所
拳(ナックル)の場所は拳を握り手の甲側の手の指の付け根の部分です。
教え方によって違いはありますが、
ここでいう拳(ナックル)の場所は人差し指と中指の部分です。
空手の拳と同じ場所ですね。ここは非常に固い部分です。
上手く拳を当てる為には?
上手く拳を当てる為にはちょっとしたコツがあります。
サンドバックでもミットでも自分の顔より少し下の位置を狙って打ってみましょう。
非常に拳が当てやすくなります。
逆に上の位置を打ってしまうと拳の第二関節に当たりやすいので、
顔より少し下の位置を打ちましょう。それを意識してやると全然違いますよ。
拳をしっかり当て、当たる瞬間に握り込む事で相手に効く
このナックルをきっちり当てて握りこむ事で
パンチ力は仮に同じだとしても固くて効くパンチ、
倒せるパンチに変化するのです。
握る事によってインパクトで威力を大きくさせます。
拳(ナックル)を当てる事と握りをさらに意識する事で上手にパンチを打てた時は、
パンチが当たった時の感触が全然違います。
拳にものすごく衝撃が伝わるのが分かるのです。
さらにパンチが当たった時の音も違います。
もの凄く良い音がジム内にバチーン!という大きな音が響き渡ります。
この音がでるとめっちゃ気持ちいですよ!
この音が聞きたいので上手く当ててやろうと躍起になります。
綺麗に拳に当たると痛みほどではないですが、
パンチを打ち終わった後に感触が拳にジンジンと残ります。
しかし、打ち過ぎると拳を痛めてしまう可能性もあるので気を付けて下さい。
重要なのは当たる瞬間だけ握るという事です。
瞬間的に握り込む事で一瞬のパンチのスピードもアップします。
拳を固めて打ち込む事は非常に大切な事です。
逆に手を握らないで、拳(ナックル)を当てないパンチは
あまり効かずダメージを与えれず、痛くもありません。
握るタイミングは当たる瞬間でないとダメなのか?
パンチのスピードが落ちる為、当たる瞬間に握るのが好ましいです。
ただタイミングを間違えて握れなかった元も子もありません。
もし上手く当たる瞬間にだけ握る事ができなかったら、
せめて初めから拳を握っておきましょう。
拳を握らないよりかは握った方が絶対に強いパンチが打てます。
JBボクシングジムの会長の高橋ナオトさんは、
強い右を打つためにはじめから強く握るように教えているみたいです。
ちなみに高橋さんは僕の大好きな漫画、
はじめの一歩のキャラの宮田一郎のモデルになった方です。
パンチは奥が深い
ボクシングはパンチの一つをとっても意識して練習する事がたくさんあります。
パンチのみで戦うのでパンチの精度の高さは半端ないです。
ただ、パンチを打つだけなのに難しいです。
改めて本当に奥が深いなと思い知らされました。
あれもこれも考えながらするとなにかがおろそかになってしまうのです。
例えばですが、拳をしっかり当て、当たる瞬間に握り込む事ばかりを意識し過ぎると、
パンチを打つ時にワキが開いたり、
反対の手のガードが下がってしまったりなどしてしまいます。
僕自身は暫くはこのパンチの際に握る練習を意識して徹底的にやっていこうと思います。
大事なのはシャドーでもサンドバックでもミット打ちでも
パンチを打つ時に常に集中して一つ一つの事を意識する事です。
そうする事で時間はかかっても必ずパンチは上達していきます。
まとめ
練習後は拳に違和感があったのでバンテージを取ると、
右こぶしの皮がズルっと剥けて赤くなっていました。
痛かったですが、それだけナックルに力が集約されていて
練習成果がでたとう事でこれはこれでよしとします。
今までいかに拳を当てれていなかったという事ですね。。
反省してまた明日から頑張ります。
はい!!とういう事で
強いパンチを打つ為には当たる瞬間にきちんと握る事と
ナックルを当てる事を普段の練習から意識して下さい。
それだけでパンチ力は同じでも強いパンチに変わりますよ。