リアル鷹村か?ミドル級世界王者村田 諒太の戦績や最高の試合について

ボクシング

キッドです。

 

オリンピック金メダリストにして

日本人史上2人目となるミドル級世界王者のボクサー、村田 諒太選手。

 

この功績は本当に素晴らしいです!

これから村田選手程の功績を残せる選手は現れるのでしょうか?

 

さらに村田選手は今後もビッグマッチが組まれる可能性があります!

今回はそんな村田 諒太選手についてお伝えします。

 

 

 

 

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村田 諒太選手

 

プロフィール

 

身長 182cm
リーチ 184cm
誕生日 1986年1月12日(35歳)
出身地 奈良県
階級 ミドル級

 

村田諒太選手は中学2年生の時にボクシングを始めますが、一旦辞めます。

中学3年のときに色々と思い直して、ボクシングを本格的にまた始めました。

 

高校に入ってからもボクシングを続けて高校時代に5冠を達成。

 

東洋大学時代は全日本選手権を制しました。

学生時代から凄い選手だったんですね。

 

北京五輪を目指しましたが、アジア大会・世界選手権で負けて五輪出場を逃します。

 

そして一度現役を引退。東洋大学を卒業後、

学校法人東洋大学に就職し大学職員でボクシング部コーチとして勤務します。

 

2009年に東洋大学ボクシング部元部員の不祥事をきっかけに1年半ぶりの現役復帰します。

 

それから2011年にかけて全日本選手権で3連覇を果たしました。

 

そして2012年にロンドン五輪で不可能と言われていたミドル級で金メダルを獲得します!

日本に東京五輪以来の48年ぶりの金メダルをもたらしました。

 

2013年に、プロに転向。

プロデビュー戦でいきなり東洋王者の柴田明雄さんに圧勝しました。

 

その後も無敗で勝ち進みます。

トントン拍子で勝っていく姿にはとても興奮しました!

 

2017年5月20日には、アッサン・エンダムとのミドル級王座を奪うための決定戦では、

判定になるも誰もが勝ったと確信したのに、

疑惑の判定で判定負けという結果になってしまいました。

 

あの判定は本当いひどくて悔しかったです。

 

しかし同年10月23日にアッサン・エンダムとの再戦で

WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦が行われます。

 

村田諒太選手の強さにアッサン・エンダムは圧倒され、試合は7ラウンドで終了。

 

完璧なリベンジを果たして、WBA世界ミドル級王者に輝きました。

まあリベンジといっても前の試合も負けていなかったんですけどね。

 

竹原信二さんに続き二人目のミドル級王者となったのです。

 

オリンピックでの功績加えるとミドル級歴代最強かもしれません!

その後もWBA世界ミドル級6位のエマヌエーレ・ブランダムラと対戦し、

TKO勝ちし、初防衛に見事成功しました。

 

しかし、2018年10月20日、WBA世界ミドル級3位のロブ・ブラントと対戦し、終始主導権を握られ、

判定負けで2度目の防衛に失敗し、王座から陥落。

 

2019年7月12日、WBA世界ミドル級王者のロブ・ブラントと再戦を行い、

2回2分34秒TKO勝ちを収め、9ヶ月振りに王座返り咲き、

そしてリベンジに成功しました。

 

エンダムにしろブラントにしろ、リベンジして、そして勝つっていうとこも凄いですよね!

 

2019年12月23日、横浜アリーナでWBA世界ミドル級8位のスティーブン・バトラーと対戦し、

5回2分45秒TKO勝ちを収め初防衛に成功しました。

 

現在はサウル・アルバレスの王座返上によりミドル級スーパー王座が空位となったため、

村田選手がレギュラー王者からスーパー王者に昇格しました。

 

戦績は18戦16勝(13KO)2敗です。

 

 

 

 

村田 諒太選手の強さ

 

パンチ力


パンチ力が強くて、特に得意の右ストレートはめちゃくちゃ重たく、

ガードの上からでも効かせる事ができます。

 

このパンチで数々の選手をKOしてきました。

 

村田選手は上半身の筋肉量が多い(背中と腕の筋肉が多い)ため、

日本人離れしたパワーがある強烈なパンチを繰り出せるのです。

 

これがミドル級で世界王者になれた要因かもしれません。

また左ボディーも強烈で相手のスタミナじわじわと奪っていきます!

 

 

スタミナ


能力の中でもスタミナがずば抜けているといえます。

 

長いラウンド戦ってもまずスタミナ切れをおこしません。

そのスタミナはどれほどかというと1kmのインターバル走を

3分20秒ほどで5~6本走っているようです。

 

マラソンのトップランナーでもインターバル走は3分程度だそうです。

ほぼ同じ速さですね!

 

これを見るとかなりのスピードと持久力があるとわかります。

 

 

ディフェンス


村田選手は、距離感やダッキングといったディフェンスでパンチを避けるのではなく、

ガードを上げて相手のパンチをしっかりブロックするタイプのディフェンスをします。

 

顔面を両手で隠して亀のように丸まり急所を隠す感じですね。

 

なのであまりパンチをクリーンヒットさせられることは少ないです。

相手がハードパンチャーだとガード越しでもダメージを与えられてしまいますが。

 

 

打たれ強さ


村田選手はハードパンチャーが多いミドル級の試合で今までダウン経験がないので、

打たれ強いと思います。

 

倒れそうになったとこも見た事がありません。

 

 

動体視力


視覚能力トレーニングを積み重ねたことで、より相手のパンチが見えやすくなったのです。

この動体視力で相手のパンチを見切る事ができてダメージを軽減する事ができます。

 

 

メンタル

村田選手は心理学や哲学の本を読むことが多いようです。

 

練習の方法に迷ったり、試合前に不安になった時に助けられるそうです。

読書で強靭なメンタルを身に着けました!

 

 

洞察力


相手の良さや得意なパンチなどや悪いところを見て、

良いところ(得意なパンチ)はもらってはいけないし、

悪いところは特徴を探してそれに対応する。

 

こういった洞察力に優れていますし、対応力も優れています。

 

さらに相手が嫌がっている事をするのが抜群にうまいです。

ボディーを打って効いたかは一見分からないとしても、

呼吸が乱れて、息の使い方を見て相手が嫌がったと思った瞬間に、

相手が一息つかない瞬間に攻めたりします。

 

なので勝負所を見極める能力も高い事が伺えますね!

 

 

 

 

思い出の試合

 

アッサン・エンダム


疑惑の判定からの再戦です。勝てば世界王者となれるとても大事な試合です。

 

村田選手はストレートのようなジャブと

得意の右ストレートからの左ボディーで徐々にエンダムの体力と心を奪っていきます。

 

この試合は終始、村田選手が圧倒していたと思います。

前回の悔しさがあっただけに絶対に負けないという気迫がテレビ越しにも伝わってきました。

 

終盤、村田の右ストレートがクリーンヒットしてエンダムはグラつきます。

あともう少しでダウンでしそうでした。

 

村田諒太選手の強さにアッサン・エンダムは圧倒されつつ、7ラウンド終了。

 

そして8ラウンドに行こうとした瞬間、エンダム側が棄権しました。

エンダムの心を完全に折ったのです。

強さももちろんですが、凄まじい気迫にもやられたと思います。

 

前回の屈辱を晴らして見事、新世界チャンピオンに輝きました!

 

村田選手は泣いていました。

前回の事も含めて色々な感情が湧いていたのでしょう。

 

僕自身もとても感動しました。日本中が感動に包まれたと思います!

 

 

バトラー戦


防衛戦を圧倒的な強さで勝利した試合でした。

相手のバトラーも一歩も引かない非常に好戦的な選手でとても見ごたえがある試合でしたね。

 

試合はお互い正面から向かい合って1Rから激しい戦いへ。

両者のパンチがクリーンヒットしていて、顔が大きく腫れ上がっていきます。

 

村田が積極的に仕掛けても、バトラーは必ず打ち返してくるのです。

常にカウンターを狙っていました。

 

その中でも試合は次第に村田がペースを握っていきます。

ジリジリと前に詰め寄って、プレッシャーをかけて相手を少しずつ追い詰めていきます。

 

村田選手の圧力はかなりすさまじいですね。

 

5ラウンド目、ついに決着の時!

 

村田選手にしては珍しい左フックがまともに入って、バトラーはたまらずダウン。

レフェリーはすぐに試合を止めて、勝負がつきました。

 

詳しくはこちらの記事からご覧下さい。

ボクシングオタクが語る!対バトラー戦で見せた村田涼太選手の強さの秘訣

 

村田選手の圧勝でした。世界王者になった時ももちろんですが、

王者として挑戦者を圧倒的に迎え撃つというのも強さの貫禄を感じますよね!

 

 

 

 

まとめ

村田選手についてお伝えしました。

最近は試合がないのでとても寂しいです。

 

早く村田選手の試合が観たいですね。

 

年齢的にそろそろピークにさしかかっていると思うので早く

カネロやゴロフキンなどのスーパースターとビッグマッチを実現してほしいものです!

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