キッドです。
今回はボクサーの練習のパンチングボールダブルについてお伝えします。
この練習もボクシングジムではメジャーな練習だと思います。
そんなンチングボールダブルの練習について見ていきましょう。
目次
パンチングボールとは
パンチングボールとは、ボクシングのトレーニング用の練習器具です。
天井からぶら下がったパンチングボールシングル、
ボールについたロープが上下で固定されているパンチングボールダブル、
台座からのびる棒の先にボールがついているスタンド形などの種類があります。
パンチングボールでトレーニングすると、反射神経や動体視力が鍛えられます。
さらに肩・腕の筋肉を使うので二の腕が引き締まる効果を得ることもできます。
パンチングボールはボクシングジムにはもちろんありますが、
自宅でできるものも売られているので、
自宅でボクシングエクササイズ・ダイエットしたい人にもおすすめです。
サンドバッグと併せると立派なボクササイズができます。
真っ直ぐボールの中心にパンチがヒットしないとそれるため、
初めのうちは難しく感じると思います。
パンチングボールダブルの打ち方
出典 森川 ジョージ はじめの一歩 7巻
始めはゆっくりボールの中心を打つ
パンチングボールに手が届く距離から
ボールの中心を目がけてゆっくり左ジャブを軽く打ちます。
ボールの中心をしっかりと打って、
ボールが真っすぐ戻ってくるように何度も練習しましょう。
リズミカルにスピードを速く打つ
ボールの中心がきちんと打てるようになったら、
一定のタイミングをはかりリズミカルに左ジャブを連続で速く打つようにしましょう。
左ジャブに慣れてきたらワンツーを打ちましょう。
ディフェンスの動きを入れる
左ジャブやワンツーを打って跳ね返ってきたパンチングボールを相手のパンチと見立てて
左や右にヘッドスリップします。
またはガード、パーリングなどのディフェンスの動きを
入れて再度パンチングボールを打っていきます。
パンチングボールダブルの注意点
初めから速く連続で打つと跳ね返ってくるパンチングボールも
速く跳ね返ってくるので反応できずに目などに強く当たると怪我をします。
初めはゆっくり打ってパンチングボールの動きにしっかり慣れましょう。
パンチングボールダブルが上手くできるコツは?
(吉沢陸さんが載せているパンチングボールの動画です)
ボールの中心をパンチし、バウンドしてきたボールを目で
しっかりと見つつもタイミングをはかりひざを曲げ
ボールが頭の上にくるようにしゃがんで避けます。
ボールの高さに目の位置がくるようにひざを曲げて
高さを調節するとボールの中心を狙いやすくなります。
いきなりよけることは困難なので最初のバウンドは腕を前へ出してガードしましょう。
打ったら常に基本姿勢を守ることによって、
もしよけきれなかった場合でも基本姿勢によるガードで
対処できるので基本姿勢は必ず守るようにしましょう。
パンチングボールダブルの効果
動体視力・反射神経アップの効果
パンチングボールを使ってトレーニングすると、動体視力や反射神経が養われます。
動体視力や反射神経が向上すると、
相手のパンチがよく見えてパンチを素早く回避したり
タイミングよく反撃できたりなど、俊敏な動作が可能になります。
パンチの的確さがアップ
ボールの真ん中を打ち続けないとパンチングボールは続けれませんので、
ボールの真ん中を的確に打ち続ける事でパンチの的確さがアップします。
さらにパンチを打つタイミングを身につけることができます。
ディフェンスが上手くなる
パンチングボールダブルはよける動作を行うことにより、
ボールを相手のパンチと見立ててディフェンス能力がアップします。
最初は何回も何回も繰り返しよける動作を体にしみ込ませましょう。
ダイエット効果
パンチングボールにパンチを打つことによって腕の引き締め効果があります。
特に肩の横の引き締めと二の腕引き締めに効果が期待できます。
この練習はサンドバッグのようにおもいきりパンチを打つわけではないので
筋力アップを期待するより引き締めの効果が期待できます。
脂肪を燃焼させる事ができる無理のないトレーニングです。
まとめ
ボクサーのトレーニング、パンチングボールダブルについてお伝えしました。
いかがでしたか?パンチングボールはボクサーの練習にもちろんいい効果もたらすし、
それ以外にもよい効果がある事を分かっていただけと思います。
家庭用のパンチングボールは、スポーツ用品店や通販ショップなどから
簡単に購入できますので是非パンチングボールもやってみてはいかがでしょうか。