キッドです。
今回は初心者の為のボクシング上達講座 パンチ編~右アッパーをお伝えしていきます。
まず右アッパーとはどういうパンチか説明します。
右アッパーとは右手(左利きの人は左)を構えた状態から下から
孤を描くように相手のアゴを打ち上げるパンチです。
ジャブやストレートとは違い肘を曲げたまま打つので距離が近い接近戦でのパンチになります。
効果としては大ダメージも与えられ、KOもできます。
しかし右フックと同様にモーションが多きいので避けられるかガードされやすく、
中々当たらず反撃を受けやすいです。
右アッパーの打ち方
構えた状態から少し両ヒザを縮めてしゃがみます。
拳をワキ腹に引き付けて、腰を回してさらに縮めた足を思いきり上に向かって起こします。
起き上がる勢いを利用し右手を下から孤を描くようにヒジを曲げたまま打ち上げます。
最初はゆっくりでいいので打ち方を覚えて下さい。慣れてきたら素早く打って素早く戻します。
体はリラックスして肩の力は抜いて下さいね。鏡があれば練習しやすいです。
鏡を見ながらパンチを打つ位置は基本的に自分のアゴを打ち上げます。
これが基本的な右アッパーの打ち方です。
アッパーの名手
アッパーの名手といえば、マイクタイソンが真っ先に思い浮かびます。
彼の右ボディーからの右アッパーはまさに芸術的でした。
このコンビネーションで何人もの相手お倒してきたのです!
踏み込みながらの右アッパーの打ち方
次は踏み込みながらの右アッパーを覚えましょう。
しかし右アッパーを単発で踏み込みながら打つ機会はほとんどありません。
モーションが多きいので単発では当たりにくいし、
危ないです。
また右アッパーは接近戦の時に使うパンチなので、よほどの事でない限り
踏み込んでいきなりアッパーは打ちません。
それを踏まえたうえで踏み込みながらの右アッパーの打ち方は
右足で地面を蹴り、左足を強く踏み込み前方に一歩進んで右アッパーを打ちます。
パンチが届かない状態からパンチが届く距離まで踏み込んで右アッパーを当てるのです。
強く踏み込む事を意識して下さい。慣れてきたら全体のスピードを上げて下さい。
踏み込んでからの右アッパーが打てるようになります。
右アッパーの打ち方の重要なポイント
1.ヒジの開く角度に気をつける。
ヒジの開く角度は90度くらいを保って下さい。
開き過ぎたり、縮まり過ぎたら、力が伝わりません。
2.パンチが当たる瞬間に拳を握り、打つ前は力を抜いておく。
力が常に入るとスピードが落ちるので。当たる瞬間だけ力を入れて打ちます。
3.素早く打って素早く元の位置に打った軌道のまま戻す。
遅い右アッパーは当たりません。慣れたらどんどんスピードを早くして打つようにして下さい。
打った後は打つ前の位置にパンチを出した軌道のまま戻して下さい。
4.左手はホッペタにつけてガードする。
右アッパーを打った時、左手は弱点であるアゴを守ります。
5.ヒザの伸び上がる力を利用する。
少ししゃがんでタメを作ります。
そしてヒザの伸びあがる力を利用して打つと威力が強くなります。意識して下さい。
6.腰の回転を意識する。
腰の回転を意識して、しっかりと腰を入れる事で威力が強い右アッパーを
打つことができるようになります。
7.伸びあがる力を利用するので、アゴが上がらない様に気をつける。
ヒザが伸び上がる時に一緒にアゴが上がってしまわない様に気を付けて下さい。
右アッパーのちょっとしたコツ
右アッパーはモーションが大きくて中々当たりません。
ですので、コンパクトに相手の喉を目がけて突き上げるにすれば
当たる確率が上がります!
さらに小指を自分の方に向けて打つようにすることで
相手のガードの間をすり抜けやすくなるので試してみて下さい!
まとめ
今日は右アッパーの打ち方を解説しました。
右アッパーは一撃必殺のパンチです。
漫画、はじめの一歩の主人公、一歩が得意なパンチの一つです。
ちなみに僕も得意なパンチです(笑)
一歩に憧れて練習していると得意になりました!!
モーションは大きいですがまともに当たれば
KOできるか大ダメージを与えれるでしよう。
しかし避けられたり、カウンターを狙われたら危ないので多様は避けましょう。
今なら絶対パンチを当てれるといった場面で使いましょうね。
次は左ボディーブローを覚えましょう。
左ボディーブローの打ち方はこちらからどうぞ!
初心者の為のボクシング上達講座 パンチ編~左ボディー(レバーブロー)
それではまた次回お会いしましょう。