キッドです。
今回は初心者の為のボクシング上達講座 パンチ編～左ストレートをお伝えしていきます
まず左ストレートとはどういうパンチか説明します。
左ストレートとは左手（左利きの人は右）を構えた状態から肩を入れて体重を乗せて
肘が横に開かないように前方へまっすぐに拳を突き出すパンチです。
効果としては右ストレート程の威力は無いですが、タイミングよく、
当たりどころが良ければ大ダメージも与えられ、稀ですがＫＯもできます。
左ストレートの打ち方
出典：「https://www.photo-ac.com/」
構えた状態から肩を入れて体重を乗せ肘が横に開かないように前方へまっすぐに拳を突き出し、
当たる直前に拳をにぎり込み拳を立て方向から横方向に返す。
そして同じ軌道のままもとに戻します。
初めはゆっくりでいいので軌道と打ち方を覚えて下さい。
慣れてきたら、スピードを意識します。
早く打って早く戻す。
この時に体はリラックスして肩の力は抜いて下さいね。
体が覚えるまで何度も繰り返し練習してください。
鏡を見ながらパンチを打つ位置は
基本的に自分の顔（鼻と顎の間、口くらい）を目がけて打ちます。
これが基本的な左ストレートの打ち方です。
踏み込みながらの左ストレートの打ち方
次は踏み込みながらの左ストレートを覚えましょう。
相手との距離が離れている時はパンチが届きませんよね？
その場合、相手にパンチが当たる距離まで踏み込んでパンチ打つのです。
踏み込みながらの左ストレートの打ち方は
右足で地面を蹴り、左足を踏み込み前方に一歩進んで左ストレートを打ちます。
パンチが届かない状態からパンチが届く距離まで踏み込んで左ストレートを当てるのです。
右足で地面を蹴ると同時に左ストレートを突き出してください。
左ストレートは強く踏み込んで打って下さい。
この動作を何度も繰り返します。
一歩踏み込んで左ストレートを打つ、
また一歩踏み込んで左ストレートを打つという動作を繰り返し練習して下さい。
慣れてきたら全体のスピードを上げて下さい。
踏み込んでからの左ストレートが打てるようになります。
踏み込んでからのジャブと使い分けて打ってみて下さい。
ジャブ、ジャブ、左ストレート！！これを打ってみましょう。
左ストレートの打ち方の重要なポイント
1.ワキは開かないようにまっすぐ打つ。
ワキが開くと相手からパンチが避けられやすくなりますので、
まっすぐワキが開かないように左ストレートを打ちます。
2.パンチが当たる瞬間に拳を握り、打つ前は力を抜いておく。
力が常に入るとスピードが落ちるので。当たる瞬間だけ力を入れて打ちます。
3.素早く打って素早く元の位置に打った軌道のまま戻す。
遅い左ストレートは当たりません。慣れたらどんどんスピードを早くして強く打つように
して下さい。打った後は打つ前の位置にパンチを出した軌道のまま戻して下さい。
4.右手は構えた状態から固定したまま。
体から離れたり、むやみに動かさない。
右手の動きで左ストレートを打つのがバレるし、下手に動くとそこを攻撃されます。
しっかりと固定していて下さい。
5.肩をしっかり入れて、体重を乗せる。
ジャブではありません。左ストレートなので、肩をしっかり入れて、
体重を乗せて強いパンチを打ちましょう。
6.モーションは小さめに
肩をしっかり入れて、体重を乗せるのでモーションが大きくなりがちですが、
それでは相手に避けられてしまいますので、モーションは最小限にしましょう。
7.肩でアゴを守る。
左ストレートを打った時、左肩で自分のアゴが隠れるように打ちましょう。
まとめ
左ストレートの打ち方を解説しました。
左ストレートはタイミングよく、当たりどころが良ければ大ダメージを与えられ、
稀ですがＫＯもできるのです。
通常のジャブを何発か出しながらその中に織り交ぜて打ちます。
軽い早いジャブをこの左ストレートと使い分けて打つことで相手は
こちらに近づく事が難しくなります。
自分の有利な距離で戦えるのです。
さらに、相手は左ばかり警戒するようになるので、
こちらの右ストレートの存在を忘れてしまいがちになり、
右ストレートを当てやすくなる効果もあるのです。
次はボディージャブを覚えましょう！
それではまた次回お会いしましょう。
