ボクシングオタクも実践中!初心者でもミット打ちがグンと上達するコツとポイント

ボクシング

キッドです。

 

ボクサーのトレーニングについて見ていってます。

今回もボクサーの練習の王道とも言えるミット打ちについてお伝えします。

 

綺麗にミット打ちを素早く行うボクサーの姿は本当にカッコいいです。まさに芸術的です。

そんなミット打ちについて見ていきましょう。

 

 

 

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ミット打ちとは

出典:「https://pixabay.com/ja/」

 

ミット打ちは、ボクシングの重要な練習です。

 

一人でミット打ちは出来ません。

パンチを打つ方とパンチを受ける方と2人1組になって行います。

 

パンチを受ける方(通常はトレーナー、選手の場合もある)が

パンチの名称(例えばジャブ)を言うと

 

打撃を受ける為の両手に持つ野球のグローブのようなミットをめがけて、

ジャブのパンチを打っていきます。

ストレートと言われたらストレートのパンチを打っていきます。

ミット打ちはサンドバッグ打ちと違ってパンチを

的確に打って動きを確認するという点を重視します。

 

最初はジャブ、ワン・ツーだけでいいでしょう。

慣れるとフックやボディー、アッパーなどのパンチを打っていくといいです。

 

ミット打ちではパンチを受ける方も動くので、

トレーナーの動きに合わせて動きながら打っていかないといけません。

 

移動して打っていきますので全身のトレーニングに効果的だといわれています。

基本的に2~3ラウンド行います。

 

ミット打ちは身体だけじゃなく頭も使います。

ジャブ・ワン・ツーとパンチを受ける方から言われたら、

その通りに素早く出さなければいけません。

 

 

 

ミットの打ち方

(大橋ボクシングジムが公開している井上尚也選手のミット打ち動画です。)

 

 

始めはフォームをしっかり

基本的に、ミット打ちはトレーナーの指示に従ってパンチを打ちます。

 

トレーナーの構えるミットに、距離感を保って、

正確かつ速くパンチをくり出していかなければなりません。

 

ついついパンチの強さや速さを意識しがちになりますが、

始めのうちで大事なのは速さよりも正確なフォームで打つことです。

 

ミットの中心にきちんとパンチが当たるように、

正確なフォームでパンチを打ってください。

 

トレーナーが悪い箇所を指導してくれるので自分のフォームを修正しやすいです。

 

 

速くキレのあるパンチを打つ

 

慣れてくるとミット打ちでさらに意識してほしいのは、正確かつ速くパンチを打つことです。

この時に大振りにならないように気をつけてください。

 

力を込めて打つよりも、的確さ・スピードを意識したほうが上手に打てます。

最初はうまくいかなくても、少しずつコツがつかめるようになるでしょう。

 

 

実践を想定して色んなコンビネーションを打つ

 

コンビネーションをくり出して綺麗に当てるのも、ミット打ちの醍醐味です。

 

綺麗に全部のパンチが当たればとても気持ちいし楽しいです。

たとえば、ワンツーフックを打ち、トレーナーが打ってきたパンチを避けてフック等、

実践に近いコンビネーションのトレーニングができます。

 

(大橋ボクシングジムが公開している井上尚也選手のミット打ち動画です。)

 

 

さまざまなバリエーションを試してみてください。

正確で素早いコンビネーションを打ちましょう。

 

 

残り30秒はたくさん打たせてもらう

 

心肺機能強化の効果をもっと得る為に残りは30秒はたくさん打たせてもらうといいです。

休憩なしで連続でコンビネーションやパンチを打ちます。

 

これを癖つける事により実際のスパーリングや

試合でも手がでる癖とスタミナをつけます。

 

 

ミット打ちの注意点

 

拳と手首を保護する為に必ずグローブをつけてミット打ちをして下さい。

オススメの大きさは試合用と同じ大きさの8オンスです。

 

手首を傷めないように手首と拳が一直線になる状態で、

ミットの真ん中を真っ直ぐにパンチを打ちます。

 

また、どうしても強く打ちたいが為にフォームが崩れて

悪いフォームの癖がついてしまわないように気をつけましょう。

 

またミット打ちは、ミットを持つ人(ボクシングジムでいうトレーナー)も技術がいります。

なぜかというとミット打ちは受け方が良くないと

パンチが上手く打てませんし、ミットを持つ人がパンチやガードなどの指示を

的確に出さないといけないからです。

 

上手にミットを持ってくれる人を見つけることがとても大事です。

 

周りに知識と経験を持っている人がいない場合は、

きちんとボクシングジムに通ってミット打ちをやった方がいいです。

 

 

ミット打ちが上手くできるコツは?

出典:「https://burst.shopify.com/」

 

ミット打ちが上手くなるコツとしてはとにかく肩の力を抜いて

ミットの中心を素早く打つ事を心がけましょう。

そしてパンチを押し込まずにキルことが大切です!

 

上手く打てるとミットの音が変わります。

 

ただし、ミットを目がけてパンチを打つ!

ということを意識し過ぎすると力が入って上手く打てない場合もあります。

 

シャドーボクシングの延長としてミットにあまり意識が行き過ぎないように

スムーズにパンチを打つという事を意識してみると上手く打てると思います。

 

ミット打ち上達の為にもリズム感とタイミングの取り方を養う為に縄跳びをやる事です。

 

またサンドバッグを打つ時もタイミングと距離を意識して打ちましょう。

打ち込んでバッグが動いた所に、更にステップイン、

バックステップして距離を保ちながらパンチを打ちます。

 

サンドバッグが激しく動いても手で押さえないように動きながら

パンチで対処する練習をすると良いです。

 

これらを意識する事でミット打ちも上達すると思います。

 

 

 

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ミット打ちの効果

心肺機能強化

出典:「https://pixabay.com/ja/」

 

ミット打ちはトレーナーの指示でパンチを打ちます。

トレーナーがジャブと言ったらすぐにジャブを打たないと怒られます。

 

自分のタイミングでパンチを打てないし、

動かされますのでとにかく体力の消耗が半端ないです。

 

より実践に近いスタミナをつける事ができます。

 

 

パンチの的確さがアップ

出典:「https://pixabay.com/ja/」

 

ミットの中心を的確にパンチを打つ事によって、パンチの的確さがアップします。

サンドバッグ打ちでは的確さを意識しても実行するのは中々難しいです。

 

ミットは小さい的に当てようとするのでパンチの的確さが段違いにアップします。

相手の顔面に狙ったところ(アゴや鼻)へ的確にパンチをヒットさせる事ができるようになります。

 

 

距離感把握能力アップ

 

トレーナーの指示に従いながらパンチの打ち込みを行うミット打ちは、

距離感を把握する為に非常に役たちます。

 

肘が曲がったまま、パンチが当たっても強いパンチではありません。

腕が完全に伸びきったところでパンチをくり出すことで、最も大きなパワーあるパンチになります。

 

ミット打ちを練習すれば、トレーナーとの距離感をつかむことができるのです。

 

最適なパンチを当てるための距離感が、

自然と体に染みついて、自分のパンチの距離を覚える事ができるのです。

 

 

ミットを受ける方になるとパーリングの練習にも抜群

 

ミットの受け方についても知識を身につけておけば、必ず役に立ちます。

 

ミットの基本的な受け方は、パンチが当たる瞬間に、

ミットを軽くタイミング良く前に突き出すことです。

 

パンチとタイミングを合わせることが、大事なポイントとなります。

 

2人のタイミングが合わなくなれば、パンチが当たらなくなり、効率良い練習ができません。

相手の動きをきちんと観察しながら、パンチをしっかり受け止めていきましょう。

 

このミットを受ける事によってディフェンスのパーリングの非常に良い練習になります。

パーリングのやり方はこちらの記事をご覧下さい。

初心者の為のボクシング上達講座 デフェンス編~パーリング

 

 

ダイエット効果

 

ミット打ちは、カロリー消費が期待できます。

 

手や足を使って正しいフォームでパンチを打つ事で全身の筋肉を使うため、

消費カロリーと脂肪燃焼量が大きく、ダイエット効果も期待できます。

(大橋ボクシングジムが公開しているミット打ち動画です。)

 

ミット打ちはボクシング選手だけでなく、

そのダイエット効果に注目されてダイエットや健康・筋トレ目的のボクササイズとして、

定期的に日々の生活に取り入れている方もいます。

 

 

ストレス解消効果も

 

ミットにタイミング良く的確にパンチが当たると、パァン!!といい音が響きます。

大きな音を鳴らすことでストレス発散にもなります。

 

音だけでなく、的にパンチが当たるという爽快感も得ることができるのです。

 

悩んでいたことや嫌なことも忘れられるほどミット打ちに集中するため、

ストレス解消効果も抜群です。

 

ミット打ちの後は、とてもスッキリした気持ちになれます。

その変わりかなりバテますけどね(笑)

 

 

まとめ

 

ボクサーのトレーニング、ミット打ちについてお伝えしました。

 

いかがでしたか?素晴しい効果がたくさんあったと思います。

 

ミット打ちは、ミットの中心にパンチを当てる、

ボクシングの基本練習でたくさんの効果がある優れたトレーニングです。

 

ミット打ちはかなり疲れますが、僕的にはけっこう好きな練習です。

あのミットのいい音を聞いたら病みつきになります(笑)

 

正しいフォームでミット打ちを練習すると必ずボクシング技術が上達します。

 

ボクシング上達だけでなく、身体能力向上や健康にも良くダイエット効果が有り、

さまざまな効果が期待できます。しかし、一人ではできないので、

いつでもどこでもできない事が難点ですね。

 

ミットを持ってくる方がいたら必要な知識を身につけて、ミット打ちを是非始めてみてください。

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