キッドです。
リングの上でかっこよく戦うボクサー!
その姿はとても光輝いて見えます!
しかしボクサーがリングで輝き続けるのは一体いつまでなんしょうか!?
一般的に他のスポーツに比べてボクサーの選手寿命は短いと言われています。
今回はそんなボクサーの選手寿命や引退後の復帰率が
何故、意外に高いのかをお伝えしていきたいと思います。
ボクサーの選手寿命
プロボクシング選手の寿命は大体ですが長くて10~15年、
平均でも7~10年以下くらいだと思います。
他のスポーツや格闘技に比べてもプロボクサーの寿命は短いほうです。
なぜかというと、なんとなく想像がつくでしょうが、
ボクシングという競技は上半身全面のみを集中的に殴り合いますので
他の格闘技に比べて頭部に集中的にダメージを負うし、
目の怪我のリスクなども増える事が考えられます。
全競技の中でも頭部に一番集中的にダメージを負うスポーツといっても間違いはないでしょう!
さらに毎試合の身を削るような過酷な減量もあります。
減量についてはこちらの記事をご覧下さい。
ボクシングの減量の方法!なぜボクサーはきつい過酷な減量をするのか?
このようにボクシング選手の体にかかる負担はかなり大きいので選手寿命が短いのです。
選手寿命が延びた
現代のボクシング選手は昔の選手に比べて選手寿命が格段に延びています。
そのわけは体に良い食べ物と科学的根拠を持つ体のメンテナンス、
またTKO(レフェリーストップ)が圧倒的に増えて
さらに試合間隔も昔に比べてかなり間をあけるようになって
選手のダメージが昔よりもたまりにくくなったからです。
昔のボクシングの試合を観ると今に比べて止めるのが本当に遅いです。
昔は当たり前だったんでしょうが、見ていると危険過ぎてヒヤヒヤします。
さらに練習でも安全性が考慮されて、無茶なトレーニングが昔に比べて少なくなったと言えます。
現代のボクサーは選手寿命伸びた分、上を目指せるチャンスが増えたって事ですね。
また引退年齢も引き延ばされているので、
若くない人でまだプロボクサーになってない人でも遅くありません。
プロボクサーになって十分に上を目指す事ができます。
ひと昔前までは25歳くらいになるとそろそろピークと言われたものですが、
今は30歳以上の年齢の選手でもバリバリの現役で選手がたくさんいます。
そして、そういった選手たちが強いんです!!
ボクサーの平均引退年齢
日本人ボクサーの平均引退年齢は20代前半だといわれています。
こう見るとかなり若いですよね。
しかしこれは十代でプロボクサーになって
そこから戦績で伸び悩み、早期引退を決意した選手たちが多いからです。
ボクシングは痛みや大きい怪我、減量を伴う過酷なスポーツなので
上に行けず勝ったり負けたり、または負け続けたりの成績だと心が折れて
体を痛め続けるだけなので引退を早めに決意するのです。
こういった理由で平均引退年齢は20代前半と若くなっています。
ボクサーの復帰率
平均引退年齢は20代前半と若くて、ボクシングをすぐ辞めてしまう選手も多いですが、
一方で復帰率も意外に高いです!
いわゆる再起(カムバック)ってやつですね!
何故、復帰率が高いかというと
一旦、ボクシングを辞めてプロでなくなってもリングの上の快感を忘れる事ができなくて、
またリングに上に立ちたい!
苦しい思いを乗り越えた勝利を手に入れた時の快感をもう一度得たい!
こういった理由でリングに復帰するボクサーも多いのです。
超一流の選手が復帰するのはビッグマネーを獲得できるので、
こういった理由で復帰する理由ももちろんあります。
僕自身もボクシングを一回辞めたけど復帰した人を何人も見てきました!
その時はボクシングの事をあまり知らなかったので
この選手、引退するって言ったのに、引退しないでまた試合するのか。
なんでだろう???と不思議に思っていました。
後で理由を聞いて、さらに自分もリングの上に立った後に妙に納得しちゃいました。
ボクシングはよく麻薬に例えられます。
そろそろ辞め時だけどまだ辞めたくない。。
一旦辞めたけどまたボクシングがしたい!
リング上での快感や勝利の喜びが麻薬に例えられるのです。
復帰が遅くても選手寿命が延びた分可能になりましたが、
辞め時を間違えてしまうと心身共にボロボロになってしまう危険がありますので怖いですね。
まとめ
ボクサー寿命は昔に比べて確実に延びている事がお分かりになったと思います。
ボクシングを始めるのが遅いかなと思った方でも
まだ十分間に合う年齢まで上がっています!
少しでもボクシングのプロを目指す気持ちがあるなら
是非一歩踏み出してみましょう。
一生の称号になりますよ!