キッドです。
今回は、はじめの一歩で登場するキャラクターで速水龍一についてと
彼の名言と戦い続ける理由、さらに必殺技、ショットガンと
ショートアッパーを解説していきたいと思います。
目次
速水龍一について
出典:森川 ジョージ はじめの一歩 5巻
一歩の東日本新人王の準決勝の相手です。何年前になるんでしょうか。懐かしいです。
華麗なフットワーク、ディフェンスを得意とし、インファイター対策が抜群に上手い
アウトボクサーです。インファイターと対戦した場合のKO率は100%です。
足の速さとハンドスピードは当時の宮田 一郎よりも上と言われていたくらいです。
それ程のボクシングセンスの持ち主です。
初めての出会い
出典:森川 ジョージ はじめの一歩 7巻
初登場は5巻です。7巻で一歩と試合をします。
音羽ジム所属です。アマチュア経験がありインターハイを3連覇という輝かしい戦績を残している
いわゆるエリートボクサーです。高校の頃からトップレベルの選手でした。
容姿もカッコよくて、ビッグマウスで話題性、カリスマ性もあり
マスコミからもチヤホヤされています。
自分は天才だと自負してモハメド、アリに自分の姿を重ねるような発言もしています。
しかし、そんな鼻につく姿の裏腹にボクシングへの努力を惜しまず
地道な練習を積み重ねる姿も描かれています。
自分なりにボクシング界を盛り上げようとしていたのです。
実際にボクシングセンスは抜群で努力も積み重ねているので、
当時ではフェザー級でもトップクラスのキャラの一人でした。
一歩との試合
出典:森川 ジョージ はじめの一歩 8巻
一歩と東日本新人王の準決勝で戦った時は絶対的に一歩不利の状況でした。
一歩押しのボクシング記者の藤井さんでさえ厳しいかもとの評価でした。
それもそのはず、ボクシングを始めて少ししか経っていない一歩と、
かたやアマチュアエリートボクサーだとボクシングの完成度が違います。
しかしそんな予想とは裏腹にいざ試合が始まると一歩の作戦であった、
必ず速水が打つインファイター対策に使っていた左アッパーに
右フックのカウンターを合わせられて、
効いてしまい足が止まりました。そして乱打戦に持ち込まれて打ち負けてしまい、
途中から一方的に打たれ続けて最後は強烈な右アッパーを受けて1RKOで負けてしまいました。
一歩の見事な作戦勝ちですが、
もともと対戦相手を甘く見る傾向があり、それが負けの要因にもなりました。
その後の速水
出典:森川 ジョージ はじめの一歩 33巻
その後はヴォルグが来日した時のヴォルグの練習の解説役だったり、
一歩達が試合の打ち上げに行った時のカラオケのイメージビデオに
登場したりぐらいしか登場シーンは無く、すっかり脇役になってしまいました。
しかしインターハイを3連覇の実力は伊達じゃなく
ジュニアフェザー級に階級を落としてランキング一位になります。
そして、小橋とタイトルマッチを行いますが負けてしまいました。
原因は一歩との試合でもろくなったアゴの弱さでした。
リングに座ったまま気絶しているあの姿は切なかったです。
現在も現役!!何故未だにボクシングを続けるのか?
出典:森川 ジョージ はじめの一歩 121巻
その後も現役でボクシングを続けております。
しかし、単行本122巻の時で戦績は8勝12敗と
小橋とのタイトルマッチ以降の勝ち星は1勝のみです。
あの天才ボクサーが負け越してしまった
ノーランカーのボクサーに成り下がってしまいました。
それでも自分を信じてボロボロになりながらもリングの上で戦っているのでした。
そして最近の試合でも最初こそ天才ぶりを見せつけますが、
最後は相手に滅多打ちにされあっけなくKO負けとなってしまいました。
ボロボロの状態になりみっともない姿を見せながらも、
なぜ今でも戦い続けるのでしょうか。
ボクシングにどんな思い入れがあるのでしょう。
インターハイを3連覇、そして新人王戦の頃は、
必殺技のショットガン、ショートアッパーが得意で、
新人王の有力候補と言われた期待のホープでした。
今でもその名声が忘れらないのかもしれません。
ですからボロボロになってでもなお、
あの頃の輝きを取り戻そうとしているのかもしれないし、
階級は変えたけど日本王者になった一歩に
追いつき追い抜きたかったからかもしれませんね。
そんな速水の必殺技を見てみましょう。
必殺技
ショットガン
出典:森川 ジョージ はじめの一歩 5巻
恐ろしく回転の速いストレート系のパンチの連打、高速の左右連打の事です。
威力よりもスピードと連打の数で勝負します。
数発ヒットすると顔が物凄く腫れあがります。
相手を仕留める時に有効な必殺技ですが、漫画のような超高速ブローは難しいでしょう。
実際に連打を打つ際は、ワキが開かないように気を付けましょう。
ショートアッパー
出典:森川 ジョージ はじめの一歩 7巻
ガンガン前に出てくる対インファイター用のアッパーカットです。
懐に潜り込んできたインファイターを迎撃する左アッパーです。
相手が入ってきた瞬間にタイミングで合わせて左アッパーを打ちます。
実践でも上手く打てると効果的なパンチになるでしょう。
このアッパーで顔を突き上げてショットガンで止めを刺すという
パターンが速水の必勝パターンでした。
速水の名言
出典:森川 ジョージ はじめの一歩 121巻
ダメージが溜まって壊れかけながらも自分に期待して、
伝説を作ると自負しながら戦い続ける速水です。
ジム側から速水は知名度が高くお金になるからドクターストップもかけられず、
利用されているとの事で気の毒、哀れな気持ちにも思えます。
しかし、速水が何気なく放った一言が凄く大事な名言ですごいマインドだと思います。
それは一歩との会話の時に俺がベルトを巻いていないのはおかしい!
大半の人間がもはや期待はしていないけど、、
俺が俺に期待している。
自分を信じられるうちは続ける!と一歩の会話でいっています。
この俺が俺に期待している。この言葉がとても大事だと思います。
この言葉を聞いて心を打たれました。
実は僕はこの言葉を以前教えて頂き知っていたのです。
大事に思って心に刻んでいた名言の一つです。
まさかここでこの名言と再会するとは。。
大事な名言を二度も教えて頂きました。
再度、心に刻んで僕も僕自身を信じ続けたいと思います。
自分が自分を信じないと何事も始まりません。
他の誰かに何を言われようとも
何度負け続けて失敗しても自分だけは自分を信じて
チャンピオンを目指してやり続ける。
そんな姿がたまらなくカッコいいです。
今は哀れな姿に成り果てたように見えますが、
過去の偉業インターハイ3連覇をしています。
もちろん天才ということもありますが、
このマインドのおかげで過去の偉業インターハイ3連覇を
成し遂げたのではないかと思います。
そんな速水には是非、プロの世界でもチャンピオンになってほしいです。
このマインドを持っているからチャンピオンになれると僕は信じています。
速水の名言で僕自身も奮い立った
自分自身も最近コロナでボクシングの目標が
困難な状況になって心がダウンしかけていました。
そんな目標持つだけ無駄だとバカにもされました。
それでも前に進もうとしている矢先にコロナショックで
ボクシングの目標が遠ざかってしまいました。
ボクシングをやるべきではないのかなと心がダウンしかけていたのです。
でも速水の名言のシーンを見て速水の言う通り他のどこの誰がなんと言おうと
「俺が俺に期待しないで誰が期待してやるんだ!」と
自分を奮い立たせる事ができました。
その時どうやって僕が立ち直ったかについてはこちらの記事を参考にして下さい。
コロナでボクシングの目標を失い葛藤する日々~そんな日々から僕が復活した方法
まとめ
速水 龍一についてと必殺技について解説しました。
鼻につくキャラでしたが、あの名言を聞いて一気にファンになりました。
リングの上でまたカッコイイ姿を見せて、
いつか花咲かせてチャンピオンになって引退してほしいものです。