キッドです。
『秋茄子は嫁に食わすな』と言われるように美味しくて体に良いナスビです。
この言葉、一般的には美味しいから嫁に食べさせたくないで、独り占めするっていう意味です。
実はもう一つ、意味があってナスは体を冷やすから嫁さんが妊娠しているのを前提に
体を冷やしてはいけないから
『秋茄子は嫁に食わすな』と思いやりの意味もあるみたいです。
どちらが本当かはわかりませんが、思いやりのある後者の意味のほうがいいですね(笑)
さて、そんなナスはレシピが多く食卓でもよくでてくるメジャーな野菜ですよね。
今回は、ナスの栄養と効果についてお伝えします。
ナスについて
ナスは昔から日本で食べられてきた野菜です。
原産地は熱帯アジアで、日本には奈良時代に中国から渡ってきました。
種類もかなり豊富で、主なものだけでも、
長なす、中長なす、中なす、小なすなど他にもたくさん種類があります。
全国的に多く栽培されているのは中長なすです。
中長なす、中なすが一般的なもので、色々な食べ方をしても美味しい野菜です。
なすは、6~9月が旬の夏野菜ですが、一番おいしい時期は、秋の時期です。
身が引き締まって、味がしっかりと凝縮されています。
しかし、旬の時期でなくとも年中スーパーに並んでいるので、いつでも食べられます。
美味しいナスの選びの基本は、鮮度にこだわることです。
へたの切り口にみずみずしさが残っており、皮にハリとツヤがあるか
そして、表面に傷がないかを確認してナスを選びましょう。
そんなナスの栄養成分はほとんどが水分なので、一見、栄養がないと思われますが、
実はダイエットや美容、生活習慣病予防にまで効果があるのです。
ナスの栄養と効果
ナスの皮には特有のポリフェノールの一種「ナスニン」が豊富に含まれています。
ナスニンには強い抗酸化力があります。シミやシワ、たるみ、
ソバカスなどの肌トラブルを防いでアンチエイジングケアに活躍してくれます。
さらにナスニンは、コレステロール値を低下させる働きがあります。
よって、高血圧症や生活習慣病の予防などに効果が期待できます。
また、ナスニンはアントシアニン系色素のポリフェノールであるため、
眼精疲労を緩和する効果があるとされています。
カリウムが豊富に含まれていることもナスの特徴です。
カリウムには体の熱を逃がす働きがあるため、夏バテ解消の効果があります。
さらにカリウムは、体内の余分な塩分や水分などの老廃物の排出を促して、
体内の体液バランスを整える働きがあります。
カリウムが不足すると、体に水分をため込んでしまい、
むくみの原因になるので注意しましょう。
さらにナスに含まれる水分は、実に全体の約90%です。水分量が多いのでとても低カロリーです!
また、ナスに含まれる食物繊維がお腹の中で膨れて満腹感を得やすくしてくれるので
食べ過ぎを防いでくれます。
普段の食事で上手に取り入れれば、ダイエット食としても効果を発揮してくれます。
ナスの健康に良い食べ方
ナスを調理する際には、ナスニンが豊富に含まれる皮を食べる事と
カリウムの働きを考慮した調理をしましょう。
体の熱を逃がす効果を持つカリウムは、加熱することでその働きが弱くなります。
よって、夏の時期などに体を冷やしたいときにはサラダなどの加熱しない料理や、
加熱を控えめにして食べると良いです。
反対に、体を冷やしたくないときは十分に火を通した焼きナス、
炒め物などに料理するとよいでしょう。
カリウムは水に溶ける性質があるので切ったものは水につけないで、
直ぐに調理することがポイントです。
僕の場合は、寒がりなので、加熱して食べる事が多いです。
特に麻婆茄子が大好きですね。
まとめ
ナスの栄養と効果についてお伝えしました。
栄養が豊富とは言い難いですが、体に良くて、ダイエットにも効果があるナスです。
年中いつでも食べることができますので食卓に入れて健康を保ちましょう。