キッドです。
今回はボクシングのパンチ力アップの為の筋トレの中の一つ、
懸垂のやり方と効果をお伝えします。
懸垂といえば、僕の小さい頃を思い出します。
家にぶら下がるところがあるので、よく懸垂をやっていました。
大きくなるにつれて家がミシミシと音がするようになったので最近はやってませんが。
今度、懸垂マシンでも買おうかな。
えー、懸垂はパンチ力をアップさせる為に効率が良いです。
さっそく見ていきましょう。
懸垂とは
出典:「https://www.photo-ac.com/」
懸垂は上半身のトレーニングで、自分の全体重がかかる自重トレーニングです。
背中を鍛える為の代表的な自重トレーニングです。
一般的には高い棒に手をかけてぶら下がり、
腕の力を使ってアゴが棒の高さに来るまで身体を引き上げていきます。
頑丈で持ちやすく、ぶら下がる事ができたらなんでもよいです。
懸垂はぶら下がることができる場所があればどこでもトレーニング可能です。
色々なやり方があって、頭の後ろの方へ引き上げていくやり方や、
手を放して持ち変えたりするやり方もあります。
懸垂をする事によって、パンチ力が鍛えられるのです。
ではやり方と効果を見ていきましょう。
懸垂のやり方と効果
出典 Photo by Anastase Maragos on Unsplash
1. 高い頑丈な棒(鉄棒)などにぶら下がって、両手の幅は、肩幅より少し広く取ります。
2. 棒(鉄棒)に自分の胸を引き付ける感じで引き上げていきます。
3. ゆっくり下ろしていきます。
4. この動作を繰り返していきます。
広背筋を意識してやりましょう。
慣れてきたら手を放して持ち替える動きを入れる事で瞬発力が強くなります。
背中の筋肉を鍛えることができてパンチに大事な引く力、押す力が増します。
腕をしっかり伸ばしきってからひきつける事が重要です。
この動作がパンチの動作と似ています。
懸垂によって鍛えられる筋肉は広背筋、
僧帽筋、大円筋、肩甲骨周りの筋肉、前腕が鍛えれます。
パンチ力との関係
出典:「https://www.photo-ac.com/」
懸垂は主に広背筋を鍛えることができます。
この広背筋はパンチを出して、出したパンチを引く時に使う筋肉です。
引く力がアップすると、ワンツーなどのストレート系のパンチの威力がアップします。
広背筋はヒッティングマッスルとも呼ばれています。
ヒッティングマッスルとはパンチなどの打撃に必要な筋肉の事です。
広背筋はパンチ力に大きく関係している重要な筋肉なのです。
押す力だけでなく、引く力もパンチ力アップに大切です。
ワンツーを打つ時、
左ジャブを出したあとに右ストレートを打つ時には
左手は引くと同時にストレートを打ちます。
ジャブを引く時のスピードが右ストレートのパンチ力に大きく影響を与えるのです。
パンチを打たない方の手を素早く引くことで、パンチのスピードもアップします。
広背筋を鍛えることで打たない方の手を引く力を鍛えることができるし、
純粋に打つ方の手の引く力も鍛える事ができるので、パンチ力がアップするのです。
パンチの引くスピードが増せばワンツーや連打の回転が速くなりスピードもアップし、
パンチ力アップに繋がります!
パンチ力を鍛えるには背中を鍛えないといけないという話はよく聞くと思います。
ボクサーのパンチは特に引く力が大事です。
パンチを打った後にすぐ元に戻さないといけないからです。
押し込むような、流れるようなパンチではダメです。
広背筋は、パンチ動作でブレーキのような役割があってこれが弱いと、
パンチを打った時に腕が伸びきってしまい、
肘を痛めたりケガをしたりする可能性があります。
引く事をしっかりと意識して引く力が強ければ怪我を防ぐ事ができます。
懸垂で広背筋を鍛えて、パンチ動作の引く事を意識して練習をしっかりすれば、
パンチ力を向上させる事ができるのです。
まとめ
懸垂についてお伝えしました。
懸垂で背中と腕を鍛えて最強のパンチ力を手に入れましょう!!
今日も特訓あるのみです!